【インターネットWatch】“本物”のマンガ普及 うれしい想定外 (3/3ページ)

2017.3.6 05:00

アニメイトバンコク店は、書籍やグッズの配置や宣伝材料の使い方などが日本の店舗同様になるよう、国内店と同じ什器(じゅうき)で棚作りを行っているのが特徴だ=2016年5月
アニメイトバンコク店は、書籍やグッズの配置や宣伝材料の使い方などが日本の店舗同様になるよう、国内店と同じ什器(じゅうき)で棚作りを行っているのが特徴だ=2016年5月【拡大】

 MBKセンター内を含め、バンコクには海賊版を取り扱うショップが多数存在する。そういった店に対し、時期は未定としながらも「何らかのアクションを取っていく」としている。

 なお、初年度から黒字化の見通しが立っており、日本の同規模の店舗と比較しても売り上げは非常に好調だそうだ。一方で「昨年の段階で黒字になることは全く想定していなかった」という。正規品と接する場所がタイにできることにより、“本物志向”になる顧客の数が少しずつ増えていることを実感しているという。

 講談社取締役兼JMA取締役の峰岸延也氏は、海外で日本の書籍を発刊できる体制が整った次のステップとして「現地に日本と同じようなタッチポイントを作ることが重要」と述べる。「ライセンサーとして、その先の現地を温めることをセットで行うことが海外に本当のマンガを知らしめていくことになる」と持論を展開した。

 集英社コミック販売部部長兼JMA取締役の隅野叙雄氏は、バンコク進出で、現地事情が手に取るように分かるようになったという。他社間の作品のコラボやイベントにも手応えを感じ「もう一度アニメを正しい形で世界で発信することを認識できた1年」だったと振り返った。

 なお、JMAは活動の一環として、3月1日に東京タワー内のツーリストインフォメーションセンター(東京タワーTIC)に「アニメイトJMA東京タワー」を出店した。JTBコミュニケーションデザインと協業したもので、訪日外国人が日本のマンガ/アニメ作品に接する場として展開する。國枝氏は「(東京タワーの)訪日外国人の入場者数は年間56万人超。日本のマンガ/アニメの容易なタッチポイントになる販売拠点を設けることで、JMAの設立目的にまた一歩近づけることを願っている」と語った。(インプレスウオッチ)

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