宇宙ベンチャーのALE(エール、東京都港区)は、同社が開発した人工流れ星を使った企画「『シューティング・スター・チャレンジ』プロジェクト」の実行委員会をこのほど発足、本格的なプロジェクト運営をスタートした。2019年に広島県の上空で人工流れ星を起こし、多くの人に鑑賞してもらうイベントを開く。
運営委員会はエールが、企業や団体、研究機関、自治体などに働きかけて立ち上げた。
広島県を選んだ理由についてエールは「県沿岸部は瀬戸内海に面していることに加え、数多くの島々が点在し、陸海空、さまざまな場所から流れ星を鑑賞できる」と説明した。
現在、人工流れ星はエールと東北大学、首都大学東京、帝京大学、日本大学理工学部理工学研究所が共同で開発している。18年後半には人工衛星に放出装置を搭載して、打ち上げる計画だ。