不妊診断受託を来月開始 熊本大発のバイオベンチャー

 熊本大学発バイオベンチャーのBloom Technology(ブルームテクノロジー、熊本市中央区)は、老化やさまざまな病気に関わりが深い物質とされる毒性AGE(終末糖化産物)の血中濃度を手がかりとする医療機関向け不妊診断受託サービスを8月にも始める。診断希望者は、産婦人科などを通じて申し込む。

 AGEはタンパク質と糖が反応してできるが、毒性のあるAGEの存在が、同社と金沢医科大学の研究などで突き止められている。

 毒性AGEは受精阻害や受精卵の卵割障害を起こす可能性が高いとされる。

 同社は血中の毒性AGE濃度を、バイオマーカーとして活用。1回8640円で検査を受託する。

 同社の不妊検査は血液採取だけで、患者の負担軽減につながると期待されている。

 一般的な女性の不妊検査は、膣内に超音波で検査するための器具を挿入したり、膣から子宮口にカテーテルを入れて卵巣の状況を撮影するなど、身体への負担が大きい。

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