【日本発!起業家の挑戦】細胞培養肉を手頃な価格で食卓に (1/5ページ)

インテグリカルチャーの羽生雄毅氏(右から2人目)
インテグリカルチャーの羽生雄毅氏(右から2人目)【拡大】

  • Shojinmeatはバイオ・ハッカーのコミュニティーでもある

 □インテグリカルチャー・Shojinmeat代表 羽生雄毅氏に聞く

 実験室で食肉を育てるシーンは、SFでは何十年もお決まりとされてきたが、ジェットパック(宇宙飛行士用の生命維持装置)同様にこれまで実用的ではなかった。少なくとも、食肉を工場規模で大量に培養することに成功し、一般消費者の手に届く価格で提供した者はまだいない。羽生雄毅(はにゅう・ゆうき)氏率いる「Shojinmeat(ショウジンミート)」プロジェクトはその可能性に挑戦している。

 科学者が筋肉細胞を実験室で培養するようになってからはすでに100年以上がたっているが、同プロジェクトでは従来の培養方法の1000分の1以下のコストで質の高い培養肉(イン・ヴィトロ・ミート)を生産する技術を開発することを、現実に達成可能な目標として掲げる。それでも通常の食肉に比べるとまだ高級すぎるが、Shojinmeat普及に取り組むチームや海外の企業は近い将来、培養肉の生産コストを店頭に並べられるレベルにまで下げられるという。

 2つの組織で推進

 --Shojinmeatはよくあるスタートアップ企業ではありませんね

 「実は2つの組織があるんです。Shojinmeatはバイオ・ハッカーのコミュニティーです。細胞農業の概念確立や技術開発を目指すさまざまな分野の研究者、学生、芸術家が集まっておのおのの分野で研究会や創作活動をしています。もう一つは私が代表取締役を務めるインテグリカルチャーです。2015年10月に設立し、細胞農業の技術を産業化することに注力しています」

100グラムの鶏肉、どれぐらいの時間とコストがかかるのか

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