健康経営 保養地で社員に運動習慣 投資家や就活生にアピール

「クアオルト健康ウォーキング」で体表面の温度を計測してもらう損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の社員(右)=7月、山形県上山市
「クアオルト健康ウォーキング」で体表面の温度を計測してもらう損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の社員(右)=7月、山形県上山市【拡大】

 企業が一歩進んだ健康経営を進めている。医療費を抑える目的だけでなく、社員の健康維持のため、保養地で運動習慣をつけてもらうなどより積極的になっている。

 7月下旬、山形県上山市の「クアオルト健康ウォーキング」に参加したのは損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険(東京)事業企画部の20~40歳代の16人。生活習慣も運動経験もさまざまだ。

 「健康ウォーキング」は体温や脈拍を抑えて歩くのが特徴。市の検証では脂肪の効率良い代謝や血圧低下が見られたという。準備体操の後、一人一人の体表面の温度を測る。距離や高低差などの負荷が強すぎないコースで、脈拍も途中で3回確認。落ち葉の香りを確かめたり、ひんやりした湧き水に腕を浸して歓声を上げたりしながら、3キロを歩いた。

 「クアオルト」はドイツ発祥で長期滞在できる保養地を指す。ドイツでは山や森林などの自然の中で運動や療養をし、体を癒やす「気候療法」が親しまれている。環境条件が適した上山市は「クアオルト」に名乗りを上げ、温泉と地産地消の食とをセットでPR。厚生労働省が検討している宿泊型保健指導のプログラムの一つとして採用された。

 サンスターは大阪府高槻市にある福利厚生施設「心身健康道場」で社員に健康的な食事やストレッチ、自律神経を整える入浴法などを紹介してきた。2016年からは道場でのプログラムを和歌山・熊野古道で体験するツアーの一般販売などの事業展開を始めている。

 企業が健康経営に臨む姿勢は、取引先や金融機関から評価を受け、投資を呼び込む効果も期待できる。サンスター広報部は「社員の健康と企業価値を同時に高められ、就職活動中の学生に社員を大事にする会社だとアピールできる」と話す。

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