【現場の風】日本コカ・コーラ 女性ユーザーの開拓が課題 (1/2ページ)


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 □日本コカ・コーラ コーヒーグループディレクター・朴英俊さん(46)

 --8月末から約1カ月にわたって缶コーヒーキャンペーンを展開した

 「22日まで行ったキャンペーンは、缶コーヒーの最高傑作と位置づける『ジョージア ザ・プレミアム』のぜいたくな味わい、さらにはその世界観を体感してもらうのが目的。いつもと違う、より深いコクと香りを味わいたいというときにこのコーヒーは最適。おかげさまで多くの人に来場いただき、いい結果を得ることができた」

 --缶コーヒー市場の動向は

 「ここ2、3年拡大基調で推移している。コンビニ各社が煎れたてコーヒーの提供を始めたほか、手軽に飲めるカフェの出店も続いたことでコーヒーを飲用する人が増加しているためだ。コーヒーに接する間口が広がり、市場が大きくなったといえる。そうしてコーヒーを飲み出した人たちが、結果的に缶コーヒーのユーザーにもなり、缶コーヒー業界にも好影響が及んでいる格好だ」

 --中長期的にはどういう戦略で臨むのか

 「缶コーヒーのナンバーワンブランドである『ジョージア』の使命は、全ての人に短くても充実した休憩時間を提供すること。そういう意味合いからすると、多様な容器形態やいろいろなフレーバーの商品をそろえ、より多くの消費者のニーズを満たしていく必要があり、このことが戦略の基本であることは今後も変わりがない」

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