スシロー・元気寿司が統合へ 「国内外で事業大きく展開」 2位のくら寿司引き離す (1/2ページ)

スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長
スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長【拡大】

 回転ずしチェーン最大手「あきんどスシロー」を展開するスシローグローバルホールディングス(HD)は29日、業界5位の元気寿司と経営統合に向けた協議を始めると発表した。

 規模拡大により国内の事業基盤を強化するとともに、高い成長が見込める海外市場への展開を加速する狙い。仕入れ先の共通化などによるコスト削減も図る。

 スシローグローバルHDの水留浩一社長は29日、東京都内で記者会見し、元気寿司と経営統合し「国内外で事業を大きく展開する」と述べた。

 元気寿司の親会社でコメ卸最大手の神明(神戸市)は、スシローグローバルHDの株式の32・7%を取得する。経営統合の具体的な形態や時期についての協議は今後進める。

 水留社長は記者会見で、神明から出資を受けることで「安定した株主構造を構築できる」と説明した。

 統合が実現すれば、スシローと元気寿司の売上高の単純合計は約1800億円(2016年度)となり、2位のくら寿司を運営するくらコーポレーションの1136億円を大きく引き離すことになる。

元気寿司はかっぱ寿司とかつて統合交渉も破談