
会見でフォトセッションに応じる(右から)スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長、神明の藤尾益雄社長、元気寿司の法師人尚史社長=29日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)【拡大】
回転ずしチェーン最大手「あきんどスシロー」を展開するスシローグローバルホールディングス(HD)と業界5位の元気寿司は29日、経営統合に向け協議を始めると発表した。元気寿司の親会社でコメ卸最大手の神明(神戸市)が、スシローの株式の32・7%を取得する形で資本提携した上で、具体的な統合形態や時期、ブランド展開などの詳細を協議する。
規模拡大で国内の事業基盤を強化するとともに、成長が見込める海外市場の展開を加速させる。仕入れ先の共通化などでコスト削減も目指す。スシローと元気寿司の売上高の単純合計は約1800億円となり、2位のくら寿司を運営するくらコーポレーションの1136億円を大きく引き離すことになる。
同日都内で会見したスシローの水留浩一社長は「規模を大きくして経営効率を高める」と強調。元気寿司の法(ほう)師(し)人(と)尚史社長は「業界ナンバーワンと特徴あるオンリーワンが組んで相乗効果を生み出したい」と、経営統合の意義を説明した。