試薬無しの食品残渣可視化装置

 寺岡精工(東京都大田区)は、食品機械・器具について、微生物の温床となる食品残渣の有無を検査する「食品残渣可視化装置」を発売する。食品業界として初めて光を照射して物質を発光させる励起蛍光方式を採用、試薬無しにリアルタイムで検査できる点が特徴。残渣をモニター画面上に疑似カラーで表示し、一定の水準を超えるとと警告音で知らせる。撮影モードにして分布状況を撮った画像も保存できるため、2次汚染による事故の未然防止にも寄与する。

 バッテリー駆動タイプで重量は約2.3キロと持ち運びにも便利。価格は300万円。食品業界では安全な食品を出荷するため、調査結果を迅速に把握したいといったニーズが高まっている。