【神鋼会見詳報】(2)出荷先の企業は「500社…」に会見場からどよめき (1/3ページ)

性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影)
性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影)【拡大】

 《データ不正案件が次々と明らかになった神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長らに対し、厳しい質問は続く。川崎氏は12日、経済産業省で記者団に対し、「鉄鋼事業ではない」と話していたが、その翌日の会見で銅線や特殊鋼で4件の不正が公表されたことに、疑問の声が相次いだ》

  川崎氏「隠していたわけではない。コンプライアンス(法令順守)問題という取り扱いで取締役会でも取り上げられた。損益の影響にならない、法令違反ではないということで公表はしなかった。ではなぜ公表したのか。それは、一連の不適切な行為を考えるときに現在進行中だけで分析するのではなく、過去分もどうであったか、本質的な原因を分析するには避けて通れないからだ」

 《川崎氏はこの公表を前向きなものだと捉えているようだが、記者側は「単なる隠蔽」と感じており、やり取りはまったくかみ合わない》

 --昨日は、テレビカメラ十数台あった中で、この事案を知っていたのにとぼけたのか

 川崎氏「鉄鋼事業ではないと申し上げたのは、4月以降の監査、9月から自主点検の連続性の中では現認されていないということだ。ご理解いただきたい。何回言っても理解してもらえないかもしれないが」

議論はかみ合わず、「社長としてどうか」の声も

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