業務用小麦粉、12月に値上げ 製粉大手4社

 日本製粉と昭和産業、日東富士製粉は16日、業務用小麦粉を12月20日出荷分から値上げすると発表した。政府が輸入小麦を製粉会社に売り渡す価格を10月から平均3・6%引き上げたため。日清製粉も13日に発表しており、4社はパンや中華麺に使う強力・準強力粉の場合、25キロ当たり30円値上げする。

 うどんなどに用いる中力粉は同145~150円、菓子や天ぷらなどに使う薄力粉は同200~210円値上げする。今後は家庭用小麦粉の値上げも予想される。

 小麦の売り渡し価格引き上げは、米国やオーストラリアの少雨による収穫減少懸念のほか、海上運賃の上昇、円安傾向による円換算の輸入価格上昇が背景。

 消費者への影響について農林水産省は、食パン1斤当たり0・2円の値上げになると試算している。