3メガが大規模リストラへ 3万2000人削減 三菱UFJは店舗2割統廃合も (2/2ページ)

三菱東京UFJ銀行の本店。9500人分の業務量を削減する=東京都千代田区
三菱東京UFJ銀行の本店。9500人分の業務量を削減する=東京都千代田区【拡大】

 一方、みずほFGも今後10年程度で、グループ全体の3分の1に相当する約1万9000人分の業務量を削減する計画だ。事務作業の自動化や店舗の再編を進め、浮いた人材は営業現場に回す。大量採用されたバブル世代の退職が近づく中、新規採用は抑制する。国内外の従業員は現在の約6万人から、26年度までに約4万人へと段階的に減る見通し。早期退職の募集はしないとみられる。

 ロボット技術や人工知能(AI)を活用し、膨大な量の事務作業を自動化する。全国に約800カ所ある店舗の統廃合も検討する。中核子会社のみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券の事務部門の集約も検討する。

 三井住友も生産性の強化や業務効率化を通じ、20年度までに4000人分の業務量を減らすとしている。

 大手行の大規模リストラが、地銀を含めて全国の金融機関に波及していく可能性もある。