王子HDが中間決算延期 海外子会社の会計処理に疑義 過去の利益70億円減も

 王子ホールディングス(HD)は6日、同日に予定していた2017年9月中間連結決算の発表を延期した。13年3月期に連結子会社化した海外植林会社の資産の会計処理方法に、監査法人が疑義を示しているため。過去の財務諸表の訂正に至った場合、最終利益が最大で累計70億円程度減ると見込まれるという。

 王子HDによると、問題になったのは子会社の植林資産を原料のパルプにする際の評価方法。9月中間連結決算への影響は限られるとして業績を見通しの形で公表し、最終利益は従来予想の120億円から前年同期比約2倍の166億円に引き上げた。