DeNAベイスターズ、新事業開始 スポーツやエンタメのベンチャー企業を支援 (1/2ページ)

「THEBAYS」で新事業に関するイベントが行われた=横浜市
「THEBAYS」で新事業に関するイベントが行われた=横浜市【拡大】

 プロ野球・横浜DeNAベイスターズは、スポーツやエンターテインメント分野でベンチャー企業を発掘し、成長を支援する新事業を開始した。横浜スタジアム(ハマスタ)での新たな観戦体験やファン層拡大、物販・飲食サービスの充実などを球団と共に創り出すベンチャー企業を選定し、球団やベンチャーキャピタル「iSGSインベストメントワークス」が資金面などの運営協力をして、事業を進める方針。市民やファン、スポンサー企業に、これまでにないコンテンツを提供するのが狙いだ。(那須慎一)

 新事業「BAYSTARS Sports Accelerator」では、選定されたベンチャー企業に、ベイスターズやiSGSインベストメントワークスが保有する、選手や試合などの豊富なデータやネットワークを提供。期間などを固定せずに、案件やタイミングに応じて資金が供与される。ただし、あくまでも“球団と共に”新たな価値を創り出すというコンセプトは踏襲する必要がある。

 ブランド力生かし

 ベンチャー企業にとっては、さまざまな新規事業をハマスタというリアルな場で試せるほか、内容が良ければ事前に長期間の審査を受けなくても、球団とすぐに試行に入れるなどのメリットもある。また、ベンチャーキャピタル側には、ベイスターズという高いブランド力を生かした事業によって、より優秀な企業が集まりやすくなるという利点がある。

 12月~来年1月に募集し、2月にかけて審査を実施。2月以降、具体的な事業を進めていく計画となっている。

 ベイスターズ側では、以前から行政やパートナー企業と一体となってスポーツの力で横浜の街のにぎわいを創出する「横浜スポーツタウン構想」を進めており、今回の取り組みはその延長線上にある。

テーマは「共創」、従来にないスポーツ文化や楽しみを提供