マルハン「働き方改革」 トライアルチームが中間報告会

 マルハン(京都市上京区)は、11月13日および20日に、働き方改革トライアルチームによる活動状況について中間報告会を行い、取り組みの内容や今後の目標について共有した。

 同社は2016年より働き方改革に注力するなか、『働き方改革トライアルチーム』が業務の課題に対するさまざまな見直し施策を実施。今年度は名寄店、新宿東宝ビル店、藤枝駅南店、橿原南店など22店舗がトライアルチームとして17年7月から働き方改革に着手している。

 施策例を挙げると、橿原南店では「個人が抱える業務量の差によって、残業時間に格差がある」「仕事の優先順位を正しく判断できていないと感じることがある」「ルール変更時、全体での共有が難しく、また変更点が見えにくい」との課題に対して、「変則労働シフトなどを活用して早く帰ることの意識付けを徹底。結果、定時で仕事を終わらせる意識が高まり、残業時間が減少した」「個々が1日のスケジュールを15分単位で作成し、それを役職者が確認・指導することで業務の無駄や重要度・緊急度を判断する力の向上につなげた。また、各自のスケジュールをスタッフ全員で共有することで互いの業務を把握し、仕事の依頼や分担が容易になった」「ルール変更共有ファイルをつくり、変更点の見える化をした」など。

 18年3月に予定されている最終報告会に向け、『働き方改革トライアルチーム』はおのおのの活動を進化させるとともに、ワーク・ライフ・シナジー実現のために働き方改革を通じて従業員一人一人が、より生き生きとチャレンジ・成長できる職場づくりを目指す。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)