【業界団体だより】都遊協理事長「大衆娯楽のあるべき姿追求」

理事会では社会貢献への恒常的協力を求めた
理事会では社会貢献への恒常的協力を求めた【拡大】

 東京都遊技業協同組合(都遊協、理事長・阿部恭久氏)は11月29日、新宿区の遊技会館で11月定例理事会を開催した。

 理事会では、小島豊副理事長が、都遊協が継続支援している日本で最初の重症心身障害児施設である「島田療育センター」、および返済を求めない奨学金制度で今年始動したpp奨学金の活動について説明。業界としての社会貢献の取り組みに恒常的協力を要請した。

 また、同センターを守る会の松下恵代表世話人からクリスマス会イベントへの協賛などの話があった。

 冒頭のあいさつで阿部理事長は、新基準に該当しない遊技機(自主規制)について触れ、全国平均では29%と達成の見込みであることを報告。規則改正に伴って、風営法解釈運用基準の一部が改正となり、管理者の業務が新たに加わったことに関して「依存問題への対応が大きな比重を占めている。メーカー団体とも協議を重ね、お客さまに楽しんでもらえる遊技環境づくりに努めていかなければならない」と強調。「皆で大衆娯楽のあるべき姿を求めていくことができるよう、協力いただきたい」と呼びかけた。