JTB、健康事業で自治体と連携

 JTBは26日までに、移住者の増加を目指す自治体と連携し、健康をテーマとしたヘルスケア事業に乗り出すと発表した。第1弾として岡山県玉野市との協力を進める。サイクリングや温泉入浴の日程を盛り込んだモニターツアーを1月下旬から2月上旬にかけて開催する。他の自治体との連携も調整している。

 高齢者が移り住み、継続的にケアを受けることができる地域づくり「日本版CCRC」を目指す動きは全国各地で広がっている。JTBの温泉や旅を通じたヘルスケア事業の取扱高は2017年度見込みで2億5000万円。自治体との協力拡大などを通じて20年度には7億円に伸ばしたい考えだ。