【ピックアップ】マルハン「接客コンテスト」全国大会

マルハンスタッフ約1万2000人の中からファイナリスト30人が集結。接客スキルを競い合った
マルハンスタッフ約1万2000人の中からファイナリスト30人が集結。接客スキルを競い合った【拡大】

 マルハン(京都市上京区)は6日と7日に、第2回「マルハン接客コンテスト全国大会」を開催。全国のマルハンスタッフ約1万2000人の中から、4月に始まったエリア大会、営業部大会を勝ち抜いたファイナリスト30人が最終審査会に臨み、接客スキルを競い合った。

 同社が全店の接客レベルの底上げを目的に全国規模でコンテストを行うのは、昨年に続き2回目。今回は初めて2日制となり「想い(マインド)」と「実技(スキル)」の両面で審査した。なお、6日は東京都千代田区の同社東京本社にてファイナリスト30人による自己PRスピーチが行われ、7日には東京都新宿区のマルハン新宿東宝ビル店で実技を披露。同店を舞台に、4円コーナー(遊パチバラエティコーナーなど5コーナー)72台を通して接客対応に臨んだ。

 結果、グランプリには、鹿浜店の川畑誠也さん(2013年入社)が輝いたほか、準グランプリに美しが丘店の佐藤華緒さん、3位に新世界店の魚住尚弘さんが入賞した。なお、京王プラザホテル新宿(東京都新宿区)で行われた表彰式では、グランプリの川畑さんが「1位になって私の存在を大きくしなければと誓った1年間だった」と振り返り、さらに「マルハンを大きくしたいし、マルハンに大きく貢献したい。そのためには、接客レベルを向上して、低迷するパチンコ業界を向上させたい」とコメントし、“判断基準はお客様”という基本精神の下、さらなる接客の高み、自らの夢について意欲を見せた。

 一方、韓裕代表取締役社長は、第2回となる接客コンテストについて「すばらしい成果のもとに終了することができた」と総括。また、昨年と異なり2日にわたり開催されるスタイルになったことに触れ、「初日のスピーチである『接客に対する思い』を聞き、それぞれの接客への強い思いを感じた。もちろんその思いは、日々現場のスタッフ一人一人が接客に取り組み、お客さまに寄り添い、マルハンの価値を浸透させ、広げていると思う。皆さんのスピーチから、お客さまの存在、そして絆というものを強く感じた」と評価。加えて、1日から改正規則が施行されたことに言及し、「業界の新たなステージがスタートしている」と強調。「不安な部分もあるかもしれないが、私たちマルハンはチーム一丸となって道を切り開き、業界を変えていく。そのためにお客さまに向き合い、しっかり接客していただく。そういう光景の中で、持続可能な未来へと進んでいきたい」とエールを送った。