【業界団体だより】PCSA、業界メディア関係者招き情報交換会

これからの遊技産業像についてさまざまに意見を交わした
これからの遊技産業像についてさまざまに意見を交わした【拡大】

 パチンコ・チェーンストア協会(PCSA、代表理事・加藤英則氏)は22日、東京都中央区の同協会会議室で遊技業界を専門とするメディアの関係者を招き、情報交換会を開催した。当日は、10社を超える業界誌の編集長や記者・ライターが参加し、遊技業界の問題点や描くべき将来像について意見を交わした。

 業界の解決すべき問題点がさまざまに挙げられるなか、まず、その産業像が正確に政府やマスコミをはじめ、世間の人々に伝わっていない現状を憂慮する声が相次いだ。これに対しては、公平性を担保する第三者による産業リポートの発行や、各企業が情報を開示する際の「親切で分かりやすい手法」の導入、個々のネットワークを活用した密な情報発信の強化と継続の必要性が示された。また、産業の健全な成長に向けては、今後、遊技機メーカーとパチンコホールが垣根を越えて協力し、ともに市場を盛り上げることが重要との認識を共有するなどした。

 約2時間にわたる情報交換会では活発に意見交換が行われ、持続可能な成長を遂げる遊技産業像にあらゆる角度からアプローチする有用な機会となった。