【ピックアップ】サミー、小学生向けサッカー教室開催

小学校1~4年生を対象に約200人の子供たちとその保護者らが参加した
小学校1~4年生を対象に約200人の子供たちとその保護者らが参加した【拡大】

 サミー(東京都豊島区)は5月27日、東京都江東区のフットサルコート「MIFA Football Park」で小学生を対象にしたサッカー・フィールドプログラム「FIELD PROGRAM in TOKYO」を開催した。「SAMMY SOCCER PROJECT」の一環。同日は、同プロジェクトのオフィシャルアンバサダーで、サッカーオランダ1部リーグSCヘーレンフェーンでプレーする小林祐希選手が子供たちに特別指導を行った。

 小林選手は、子供たちと試合形式の練習にフル参加し、サッカーの魅力を伝授。また、保護者対象の「ヤングアスリートマネジメント講座」にも登壇し、自身の経験を踏まえて「サッカーに限らず、子供が熱中できる環境づくりが大切」など、保護者からの質問に真摯(しんし)に答えた。

 このプロジェクトは、サッカーを通して子供たちに夢と感動を届けることを目的に2017年11月にスタート。小学生から中学生の子供たちを主な対象に、将来の日本サッカー界を牽引(けんいん)する才能の発掘・育成・人間成長の一翼を担うことを目的に取り組んでいる。なお、今回のフィールドプログラムは小学校1~4年生を対象に、抽選で選ばれた約200人の子供たちとその保護者らが参加した。

 開催に当たり、あいさつに立ったサミーの里見治紀社長は、横断幕に書いた『キミの夢はなんだ』を示しながら、「感動体験を創造し続け、社会をもっと元気にするという目標につなげていきたいと、社を挙げて取り組んでいる」とプロジェクトについて説明。さらに「皆さんの夢がかなえられるよう応援していきたい」と子供たちを激励した。

 その後、フィールドプログラムクリニックコーチで元日本代表MFの鈴木啓太氏、オフィシャルサポーターで女優の足立梨花さん、モデルでタレントの内山愛さんが応援に駆けつけた。

 子供たちへの指導後、鈴木氏は「今回、現役で活躍している小林選手が一緒に子供たちと練習できたことは、どんな指導法より大きな刺激になった。体感することが大きい」と強調。また「海外に行ってコミュニケーションの大切さが身に染みた。日本では何も言わなくても察してもらえるのが普通と思っていたが、海外では言わないと分からない。自分の主張、相手の意見をしっかりと聞くということが大切だと思った」と自らのエピソードを披露しつつ、次世代を担う子供たちが、サッカーを通じてリーダーシップを発揮できる人材に成長することに期待を寄せた。