新事業の支援会社 NEC、米に設立へ

 NECは20日、米シリコンバレーに新事業の創出を支援する子会社「NEC X」を7月に設立すると発表した。自社が持つ人工知能(AI)、生体認証やデータ分析などの先端技術をスタートアップ企業に提供し、ベンチャーキャピタルの投資を促すことで新しいサービスの創出につなげる。

 新会社の最高経営責任者(CEO)にはNECの藤川修執行役員が就く。まず米シンギュラリティ大学と連携、最短1年で新事業を立ち上げる「NECアクセラレータープログラム」を始める。

 NECは、2020年度まで3年間の中期経営計画で「事業開発力の強化」を掲げ、競争力が高い自社技術をオープンイノベーションで収益化していく方針。その一環として4月にもシリコンバレーに新会社「ドットデータ」を設立。潜在顧客の割り出しや効率的な生産計画作りに必要なデータ分析をAIで自動化するビジネスを進めている。