
日本初の重症心身障害者施設に40年以上の支援を継続【拡大】
東京都多摩市の重症心身障害者施設「島田療育センター」への支援を展開する「島田療育センターを守る会」(世話人・松下恵氏)は7月26日、東京都新宿区の遊技会館で2017年度の活動報告会を開催した。
島田療育センターは、1961年に東京都のパチンコホール経営者が私財を投じて設立に貢献した日本初の重症心身障害者施設。東京都内のパチンコホール経営者を中心とした遊技業界有志により結成された「守る会」が43年間、寄付活動および施設行事へのボランティア参加など物心両面にわたり同施設の運営を支援してきた。
当日は、同センターの山川常雄理事が謝辞を述べ、松下代表に感謝状を授与。森久保真由美事務次長が報告を行うなか、17年度の寄付金合計が562万8027円であったこと、また「守る会」が活動をスタートさせた1975年度から2017年度までの計43回の寄付金総額が2億5205万5867円に達したことが明らかとなった。
「守る会」では今後も、支援の継続はもとより、業界内にさらなる協力を募っていく。