8月の全国百貨店売上高2カ月連続減、猛暑も天候不順で相殺、9月は地震、台風などの災害で落ち込み

 日本百貨店協会が21日発表した8月の全国百貨店売上高は4118億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比0・2%減となり、2カ月連続でのマイナスとなった。猛暑で盛夏商材は好調だったが、相次ぐ台風の上陸などで相殺された。9月も北海道の地震などの影響で落ち込んでいる状況だ。

 8月の商品別では訪日外国人観光客による免税売上高の大幅な伸長もあり、化粧品が9・0%増、高級腕時計などの雑貨が3・7%増となった。一方で、百貨店売上高の約4分の1を占める主力の衣料品が2・6%減となったことが響き、全体では減少となった。

 9月の全国での売上高は関西地区直撃の台風や北海道の地震と大規模停電などのため、18日までの暫定的な集計で3・5%程度のマイナス。北海道地区は20%減、関西地区は7%減と大きく減っているという。