5年以上絶食した「ダイオウグソクムシ」 死因は「餓死」ではなかった… (1/5ページ)

2014.3.13 10:06

ダイオウグソクムシの標本を手にする飼育員の森滝丈也さん=鳥羽市

ダイオウグソクムシの標本を手にする飼育員の森滝丈也さん=鳥羽市【拡大】

  • 「No.1」の体内から見つかった酵母様真菌の顕微鏡写真(鳥羽水族館提供)
  • 鳥羽水族館で飼育中のダイオウグソクムシ。No.1の死でさらに謎が深まった=鳥羽市

 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で飼育され、5年以上の絶食記録を残して2月に死んだ深海生物「ダイオウグソクムシ」。その不思議な生命体の解明へ関心が高まっている。水族館が死後まもなく解剖したところ、体内から正体不明の液体を検出。液体からは菌も発見され、食べなくても生きていける、長寿に関係した“夢の酵母”の可能性も指摘されている。グロテクスだが人気を集めたダイオウグソクムシ。謎の解明はどこまで進むか-。

 1月初めに絶食6年目に入ったとして話題を呼んだダイオウグソウムシ「No.1」だが、2月14日午後5時半ごろ、展示水槽で死んでいるのを飼育員の森滝丈也さん(44)らが確認した。森滝さんはこの日朝の観察で体が弱っているように感じたといい、「とうとうその日が来たな」と死を冷静に受け止めた。

 水族館での飼育日数は2350日(6年と158日)、平成21年1月2日に50グラムのアジを食べて以降、絶食日数は1869日(5年と43日)に達していた。

 メキシコ湾の海底約800メートルで捕獲し19年9月にダイオウグソクムシの第一号として入館し、「No.1」と命名された。当時の体長は29センチ、体重は1040グラム。死亡時の体長は入館時と変化なく、体重も1060グラムと大きな差はなかった。

液体は胃を埋め尽くすほどの量、ダイオウグソクムシ特有の生臭い腐臭

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