将棋ソフト、Ponanzaが「電王」奪回 来春にプロ棋士と対決へ

2015.11.24 14:56

 コンピューター将棋ソフトの日本一を決める将棋電王トーナメント(ドワンゴ、日本将棋連盟主催)の第3回大会が23日まで開かれ、初代電王、Ponanza(ポナンザ、山本一成氏と下山晃氏開発)が王座を奪回した。同ソフトは、来春にプロ棋士と対決する。

 トーナメントには、12のソフトが出場。決勝戦でPonanzaは、nozomi(ノゾミ、大森悠平氏開発)との三番勝負を2勝1敗で制した。12月に山崎隆之八段と郷田真隆九段とで争う第1期叡王戦の勝者との対戦が来春に予定されている。

 Ponanzaは、第1回大会で優勝した「ponanza」の改良版。将棋ソフトは、プロ棋士の棋譜を「機械学習」することで強化されてきたが、序盤の定跡などで独自の手を指す能力を向上させているという。今大会には、第2回で優勝したAWAKE(アウェイク)は、出場しなかった。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。