【スポーツi.】10年2億ドルも…大谷翔平の“アメリカンドリーム”は無限 (1/3ページ)

11月29日、米ロサンゼルス国際空港に到着し、車に乗り込む日本ハムの大谷(中央)=共同
11月29日、米ロサンゼルス国際空港に到着し、車に乗り込む日本ハムの大谷(中央)=共同【拡大】

 ポスティングシステムで米大リーグを目指す日本ハム・大谷翔平投手(23)の本格的移籍交渉が1日(日本時間2日)、始まった。今年も日本ハムへの譲渡金2000万ドル(約22億4000万円)を支払う米球団全てが交渉できる。交渉期間は21日間で、22日(同23日)までには移籍先が決定する。

 大都市球団を拒否

 大谷は、代理人を通じて4日(同5日)にも米球団との面談をスタートさせる予定だが、米大リーグ公式サイトなど米メディアによると、本命視されていたヤンキース、レッドソックスなど大規模都市球団を拒否、西海岸か小規模球団を希望していると伝えられている。

 ところで…。メジャー移籍で頭に浮かぶのは“ビッグ・マネー”である。過去、田中将大投手はヤンキースへ移籍した際、7年間総額1億5500万ドルの大型契約を結んだ。今オフ、ドジャースからフリーエージェントになったダルビッシュ有投手には、最低でも5年総額1億~1.5億ドル以上の年俸が予想されている。

 しかし、23歳の大谷には壁がある。昨年12月に締結された新労使協定だ。25歳未満のドラフト対象外外国人選手を獲得する場合は、契約金が制限されている。既に対象選手に使った球団もあり、各球団の金額設定は異なるが、最高でレンジャーズの353万5000ドル、続いてヤンキースの350万ドル。ドジャースなら30万ドルである。

 契約はマイナーに限られる。仮に来年開幕からメジャーに昇格しても、最低保障の年俸54万5000ドル。ちなみに今季の大谷の年俸は2億7000万円。4分の1以下に“激減”してしまうのである。

最初の3年間、実績さえ積めば未来は開ける