特許出願、中国6年連続首位 日本は3位、2位米国

 世界知的所有権機関(WIPO)が6日発表した2016年の世界の知的所有権統計で、特許出願の受け付け国・地域当局別件数は中国が前年比21.5%増の134万件となり、6年連続の首位となった。

 2位は米国で2.7%増の61万件、日本は0.1%減の32万件で3位。韓国が2.3%減の21万件で続いた。

 世界全体の特許出願件数は8.3%増の313万件となり、過去最高を更新した。WIPOは「ここ10年間にわたる知的所有権の需要の高まりを示している」と指摘し、大幅増が続く中国が全体の伸びをけん引しているとした。

 知的所有権には、発明を保護する「特許権」のほか、商品・サービスのブランド名やマークを保護する「商標権」、デザインを守る「意匠権」がそれぞれある。16年の商標登録出願は全世界で16.4%増の700万件、意匠登録出願は10.4%増の96万件となり、国・地域別でそれぞれ中国が首位となった。

 WIPOのガリー事務局長は「中国は、次第に世界の技術革新とブランドのリーダーの地位を占めつつある」とコメントしている。(ジュネーブ 共同)