雪で立ち往生のJR信越線 席譲り合い一夜過ごす トイレに行列も

雪で立ち往生したJR信越線の電車の中で運転再開を待つ乗客=12日午前4時18分、新潟県三条市
雪で立ち往生したJR信越線の電車の中で運転再開を待つ乗客=12日午前4時18分、新潟県三条市【拡大】

 大雪のため、11日夜から12日にかけて新潟県内で一晩中立ち往生したJR信越線の普通電車。混雑する車内では乗客が席を譲り合う姿もみられた。

 電車は4両編成で、一時は約430人が閉じ込められた。12日未明になって、家族らの迎えが来た乗客が順次、運転席のドアから避難したが、大半は10時間以上車内で過ごした。

 新潟県長岡市の高校3年栗林美豊さん(17)は友人2人と乗っていた。日付が変わったころから、疲れた人に席を譲り合う光景が目立ち始めた。栗林さんら3人も2人分の席に代わる代わる座り、他の人にも譲った。

 トイレは男女共用で1カ所しかなく、行列ができた。何十分も待っている人もおり、トイレットペーパーがなくなった。JR東からペットボトルの水と栄養補給食品が配られたが、トイレに行かなくて済むよう水分を取らずに過ごしたという。