ツイッター自殺防止策 連想させる言葉検索→相談窓口表示

 短文投稿サイト「ツイッター」の運営会社は18日、自殺に関係する検索をサイト内で行った場合、検索結果の一番上に、自殺防止に取り組むNPO法人への相談を促す内容が表示される対策を始めた。日本と米国のみ。

 ツイッター内で「消えたい」や「リストカット」といった自殺を連想させる言葉を検索欄に入力すると、「あなたの思いをそのまま聞かせて」とのメッセージとともに、「国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター」のURLが表示される。

 昨年10月、神奈川県座間市のアパートで9遺体が見つかった事件では、被害者のほとんどが会員制交流サイト(SNS)で自殺をほのめかしていた。殺人容疑で再逮捕された白石隆浩容疑者(27)はツイッター上で、こうした書き込みを手掛かりに被害者を誘い出すなどしていた。