イルミネーションの厳しい懐事情 有料化でも苦しいワケ (1/5ページ)

2013.2.17 18:04

大阪・天王寺公園で行われた「あべの・天王寺イルミナージュ」=大阪市天王寺区(前川純一郎撮影)

大阪・天王寺公園で行われた「あべの・天王寺イルミナージュ」=大阪市天王寺区(前川純一郎撮影)【拡大】

  • 大阪・天王寺公園で行われた「あべの・天王寺イルミナージュ」=大阪市天王寺区(前川純一郎撮影)
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  • 関西最大級のLEDイルミネーションイベント「神戸イルミナージュ」=神戸市立フルーツ・フラワーパーク
  • 関西最大級のLEDイルミネーションイベント「神戸イルミナージュ」=神戸市立フルーツ・フラワーパーク

 各地で冬のまちを彩るイルミネーション。観光客の増加や治安向上というメリットの一方で、多額の設置費に雑踏警備費、今後は電気料金値上げの余波も懸念され、イベント関係者は「今はまちづくりとして自治体などが税金投入しているが、どこも採算は厳しくいずれ立ちゆかなくなる」と話す。

 そんな中、神戸市や大阪市の公園を利用した有料のイルミネーションイベントが一昨年からスタートした。「入場料千円は高い!」との声も寄せられているというが、果たして有料イルミネーションは根付くのか。

 4年継続でようやく黒字

 昨年12月のある日曜日、普段は人が少なくなる夕暮れの大阪・天王寺公園。入り口ゲートには、この年から初開催された「あべの・天王寺イルミナージュ」を見ようと訪れたカップルや親子連れらの長蛇の列ができていた。

 天王寺動物園をモチーフに、発光ダイオード(LED)を使った動物のモニュメントなどを飾った。

「入場料をいただいても4年ほど継続してようやく黒字」と苦しさを吐露

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