友人などと食事に出掛けたときなど、普段の生活の中で簡単にお小遣い稼ぎができるサービスが増えている(油原聡子撮影)【拡大】
インターネットを活用し、在宅で手軽にできる仕事を斡旋(あっせん)するサービスが増えてきた。ネット環境があれば場所や時間を選ばずに働くことができ、簡単な作業で報酬を得られることから利用する人が増えてきた。(戸谷真美)
週に2~3日
都内に住む女性(30)には2歳の長女がいる。生活に困るわけではないが、「少しでも稼げたら」と軽い気持ちで在宅ワークのサービスに登録した。仕事は長女の昼寝の時間や夜、夫が帰宅するまで1日3~5時間程度。簡単な文章入力や紹介文を作成する。「毎日できればいいと思うけれど、なかなか難しい。週に2~3日、仕事をする感じです」。報酬は月に3万円程度だが、楽しくなってきたという。
「『空いた時間を有効に活用できる』『気軽に始められる』と、登録される方が増えている」。企業など仕事の発注元と働く人をつなぐクラウドソーシングサービス「CROWD(クラウド、http://realworld.jp/crowd/)」を展開するリアルワールド(東京都渋谷区)クラウドソーシング事業部マネジャー、高橋純平さんはこう話す。