【プロが教える就活最前線】
就職活動中の学生の装いとして、真っ先に思い浮かぶ服装は「リクルートスーツ」だろう。しかし、最近「私服」での面接選考を実施している企業が散見される。就職活動の代名詞とも言えるリクルートスーツを着用せず、あえて「私服」での面接選考が実施されている現状は、数十年前の就職活動とは大きく異なる点の一つだろう。
学生の中にも、「次回の面接へは私服でお越し下さい」という企業側からの指示に戸惑いを隠し切れず、どのような服装で選考へ行けばよいのか、相談に来る学生も少なくない。私服での面接を実施する企業側の意図は一体何なのか。以下、塾生の例である。
例1) Aくん:アパレル業界志望
最終面接時、「私服」を着用して来るよう指示があった。しかし、どのような服装が適切なのか分からなかったため、今まで通りリクルートスーツを着用し、面接へ臨んだ。