「三本の矢」の話で知られ、中国10カ国の覇者として広島を治めた毛利元就とその一族の魂が450年の時を経てエンタテイナーとして蘇りました。広島城や城下町・広島の魅力を伝えるため、昨年7月に降臨した「安芸ひろしま武将隊」です。
武将隊は、広島市の委託でメディアプロデュース、インフォライズンの平岡優一社長を中心に市内で活動する俳優や歌手などで結成されました。
毎週日曜午後2回、広島城二の丸で殺陣やロックを取り入れた演舞を披露しています。今年3月までの9カ月間で安芸ひろしま武将隊を観に広島城二の丸を訪れた人は2万8千人に上ります。
全国から訪れる人の中には自分を「家臣」と呼び、毛利家や広島の歴史を調べ、教科書では感じられない広島の魅力を学ぶ人もいます。「家臣同士」の情報交換も盛んで、武将隊が人の輪を広げるきっかけになっているのです。
最近は県外での観光PR活動も増えています。8月に初の自主公演が開かれ、10月には元就の孫で広島城を築いた輝元が加わる予定です。降臨1周年を迎えるこの夏、安芸ひろしま武将隊を直接観て、地元の人だけでなく県外の人をもとりこにした魅力確かめてみて下さい。
<プロフィル>
しみず・のぶよ 山口県出身。FMきらら、山口朝日放送などで活動し、現在は広島県でフリーアナウンサーとして活動中。
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