外国人観光客の間で「抹茶菓子」が空前のブームとなっている。抹茶味のキットカットやポッキーなどが訪日時の「おみやげ」などとして大人買いされているのだ。メーカーは新商品を発売し、小売店も売り場の外国語案内を充実させたりと、あの手この手で需要を喚起。ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されたうえ、10月からは菓子が免税品の対象になることもあり、関連業界の期待は増すばかりだ。(田村慶子)
観光コース化
「マッチャ、マッチャ」-。大丸梅田店(大阪市北区)の地下食品売り場では最近、そう口ずさみながら買い物する外国人客がよく見られるという。
もちろん、抹茶そのものも人気なのだが、外国人観光客の増加に伴い注目度を増しているのが、抹茶味の菓子だ。大丸梅田店では抹茶味の飴(あめ)や饅頭(まんじゅう)などの販売が1年ほど前から増えてきた。同店広報担当の樋口陽子さんは「中国や台湾などアジア圏の観光客を中心に売れている」と、抹茶人気を実感している。