地方出身の高・中卒人材に熱視線 “ヤンキー”高評価、大卒に負けない意欲 (1/3ページ)

「ハッシャダイ」のインターン生らに講義する上田浩史さん(左)=9月、東京都渋谷区
「ハッシャダイ」のインターン生らに講義する上田浩史さん(左)=9月、東京都渋谷区【拡大】

 人手不足が深刻化する中、地方出身の高卒・中卒人材に的を絞ったインターンシップ(就業体験)事業が注目を集めている。都市部の大卒に比べて不足しがちな情報や選択肢を増やすことで、やりがいのある仕事に就けるようにするのが狙い。“やんちゃ”な若者もターゲットで、若さを生かした吸収力と大卒に負けない高い成長意欲に、企業側の評価も上々だ。

 9月下旬、高卒や中卒の若者向け就業体験を手がける企業「ハッシャダイ」の東京都渋谷区にあるオフィス。インターン生約30人に同社顧問の上田浩史さん(33)が熱っぽく語りかけた。「参加するだけで満足しちゃいけない。どう成長したいかを考えることが大事だ」

 「真面目な子多い」

 この日の研修は一人一人がインターンの意義を自分の言葉で語り、他の人の質問に答える形式。「経験を踏まえた話は分かりやすいけど、論理的じゃなかった」「話が長いだけで全く質問に答えてないよ」と遠慮なく意見をぶつける。上田さんは「厳しい意見を出すことで、それぞれの理解度や課題を直視させるのが目的だ」と語る。

“ヤンキー”層を多く集めようと付けた名称は「ヤンキーインターンシップ」