インフルエンザ集団感染で2人死亡 高齢男女、秋田の病院

 秋田県由利本荘市のJA秋田厚生連由利組合総合病院は15日、入院患者11人と職員6人の計17人がインフルエンザに集団感染し、うち80代男性と70代女性の患者2人が死亡したと発表した。病院側は「直接の死因は元々の病気による全身の衰弱と考えているが、死期を早めた可能性は否定できない」としている。

 病院によると、他に入院患者1人が重症で治療を受けている。集団感染があったのは消化器系の患者らが入院する病棟で、4日から15日にかけて感染が次々と判明したため、病棟を閉鎖した。

 死亡した2人は昨年12月から入院中で、80代の男性は今月8日に発熱があり、誤嚥による呼吸不全のため13日に死亡。70代女性は終末期医療の患者で、10日に発熱して14日に亡くなった。

 同病院は病床数606。職員約800人は全員が予防接種を受けていたという。