妊活の前にできることは? 不妊リスクや治療の知識を (1/4ページ)


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 晩婚化を背景に不妊治療を受ける夫婦が増加している。子供を望むタイミングは人それぞれだが、男女ともに加齢によって妊娠に関する能力は落ちていく。妊活を始める前に、妊娠や不妊治療についての知識を持っておくことが大切だ。(油原聡子)

 「妊娠が可能かどうかは見た目では分からないし、個人差も大きい。だからこそ自分の体や不調に関心を持ってほしい」-

 不妊治療施設「オーク住吉産婦人科」(大阪市西成区)の船曳美也子医師は昨秋、妊娠や不妊治療など、女性に知ってほしい知識を解説した「あなたも知らない女のカラダ」(講談社)を出版した。船曳医師は「自分の体について知らない人が意外といます。排卵の時期に性交渉を持てば必ず妊娠すると誤解している人もいました」と話す。

 不妊症の自覚があっても、放置する人も少なくない。製薬会社「メルクセローノ」が昨年行った調査によると、不妊症かもしれないと思ってから受診までの期間が「半年以上」と答えた人は、男性で38・1%、女性で36・8%に上った。