2013年、惜しまれながら活動を休止したバンド「チャンチキトルネエド」=2013(平成25)年12月29日(立教大学_有志学生記者、井上慶太郎撮影)【拡大】
チャンチキトルネエドは1999年、東京芸術大学作曲科に在籍していた本田祐也氏を中心に結成。アパレルブランド「シアタープロダクツ」の金森香氏の支持を受け多方面へ進出。本田氏が2004年に26歳で他界した後も、鈴木広志氏(34)と大口俊輔氏(33)らを中心に活動を続けてきた。東欧の民謡をルーツとする音楽ジャンル「クレズマー」と日本のチンドン屋風の音楽を融合させた演奏で、注目を集めた。2011年に行われたイベントをきっかけに、大友氏と何度かセッションを重ねるようになり、「あまちゃん」の楽曲制作にもかかわることになった。
大友氏によって招聘されたチャンチキトルネエドとは、どんなバンドだったのか。元メンバーで、サックス奏者の鈴木氏とアコーディオン奏者の大口氏に取材を試みた。