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日本の「二面」対露外交通じず (2/4ページ)

2014.8.18 08:45

日本の主な対ロシア制裁=2014年3月18日、4月29日、8月5日

日本の主な対ロシア制裁=2014年3月18日、4月29日、8月5日【拡大】

  • ウクライナ・クリミア自治共和国と特別市セバストポリ。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。
  • 北方領土返還に関する主な提案=1992年、1998年、2006年、2013年
  • 北方領土・国後島のメンデレーエフ空港。※歯舞群島は無人島
  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 (中略)パノフ氏は、日本は対露制裁を発動しておきながら、その内容は西側に比べてより控えめなものであったことは、こうした二面性の表れだと指摘している。日本はロシアを非難したが、プーチン大統領の訪日や外務次官級協議を日程から取り下げることはなかった。パノフ氏は、にもかかわらずこれと平行して日本側の姿勢が強硬化する様子は現れており、それを裏付けるものが新たな制裁への参加だったと語る。(中略)

 パノフ氏はこれについてはロシアは反応を示さざるを得なかったとして、次のように語っている。

 「8月に予定されていた外務次官級協議を延期する声明が表されていたが、これはこうした状況では実施する意味がないからだ。日本がプーチン大統領の訪日準備を日程からはずさないという確約もなかった。だが外務次官級協議がなく、外相も来なかったということは、大統領訪日準備の時間が残されていないことは明白であり、訪日が実現することもないのも明白だ。」>(「ロシアの声」日本語版ウエブサイト)

 「ロシアの声」は国営放送なのでロシア政府の見解に反する内容の報道はしない。

プーチン大統領の訪日が延期されるというシグナル

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