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9兆円、環境… リニア、課題多き始動 10月にも着工 JR東海、工事計画申請 (3/3ページ)

2014.8.27 06:20

山梨県の実験線を走るリニアの車両=2013年8月(共同)

山梨県の実験線を走るリニアの車両=2013年8月(共同)【拡大】

  • リニア中央新幹線のルート=2014年8月26日現在
  • リニア中央新幹線のルート(発表は品川-名古屋)=2013年9月29日現在

 ただ、難工事が予想されており、工期が延びればそれだけ建設費も増える。特に、南アルプスを貫通するトンネルや地下に建設する品川、名古屋のターミナル駅は、いずれも10年以上かかる大工事だ。金子副社長は「資材(価格)や金利、物価などの変動はあると思う。企業としての収益力を高めるとともに、工法のコストダウンに努めることで対応していきたい」と述べた。

 生態系への影響最小限に

 環境への配慮も欠かせない。工事では東京ドーム46個分の5680万立方メートルもの残土が出ると見込まれているが、その活用先の多くが未定だ。

 また、トンネルが地下水脈を横切れば、河川流量の減少や枯渇を招き、生態系に影響を与える恐れがある。国交相の意見書でも、工事前に地下水位や河川流量について精度の高い予測を行い、影響を最小限にするよう求めている。(SANKEI EXPRESS

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