「震災を忘れないため、東北を知ってほしい」と話す演出家の渡辺えりさん(左)と俳優の大沢健(けん)さん=2014年10月4日午前、東京都世田谷区(宮崎裕士撮影)【拡大】
「震災を忘れない」「演劇の力を信じたい」-。そんな思いがこもった舞台となりそうだ。(文:藤沢志穂子/撮影:宮崎裕士/SANKEI EXPRESS)
■わたなべ・えり 1955年1月5日生まれ、山形県出身。舞台芸術学院、青俳演出部を経て「劇団3◯◯」を主宰。劇作家、演出家、女優、歌手としてジャンルを問わず活躍。83年「ゲゲゲのげ」で岸田國士戯曲賞、96年「Shall we ダンス?」で日本アカデミー助演女優賞。2006年に演劇私塾「渡辺流演劇塾」を開いて若手育成にも努める。
■おおさわ・けん 1974年12月28日生まれ、東京都出身。幼少のころからモデルとして活躍。映画「ぼくらの七日間戦争」(88年)で本格デビューして以降、ドラマや映画、舞台、CMなど活躍の場を広げる。特技は日本舞踊(花柳流)。
【ガイド】
10月23~28日 東京・シアタートラム。問い合わせは世田谷パブリックシアターチケットセンター(電)03・5432・1515。10月19日、盛岡劇場メインホール(岩手県盛岡市)、11月27日、南相馬市民文化会館(福島県)など地方公演あり。