演じるのは誰?
マーベルのケビン・フェイグ社長(41)は、2作品を「マーベルで初めて女性と黒人が主人公を務める作品になる」と紹介。「ブラックパンサー」で主役を演じるボーズマンさんは「マーベルの世界の一員となれることに感謝している。一緒に(映画の)魔法を作ることを楽しみにしている」と語り、会場に集まった約600人のファンを沸かせた。
発表会では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編「2」を2017年5月5日に公開することや、来年の2作目に続く「アベンジャーズ」シリーズの新作を2部作として18年と19年に公開することも発表された。
それでも米メディアの関心は「ミズ・マーベル」を演じる女優は誰か、に集まっている。マーベルのライバルで「バットマン」などの作品で知られる米DCエンターテインメントと米映画会社ワーナー・ブラザーズは今月15日、16~20年の新作ラインアップを発表。この中で、DCコミックを原作とするスーパーヒロイン「ワンダーウーマン」が初めて実写映画化され、17年に公開されることが明らかにされたからだ。
主人公を演じるのは中東イスラエル出身の人気女優、ガル・ガドットさん(29)で、こちらも米国の娯楽産業で起きつつある変化を反映した配役として注目されている。(SANKEI EXPRESS)