国防省の楊宇軍報道官は26日の記者会見で「歴史上の原因により、アジアの隣国と国際社会は日本の軍事・安全保障に関する政策に強い関心を寄せている」と述べた。
前回2013年4月に発表した白書でも、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり、日本を批判していた。
今回の白書は、伝統的に陸上戦略重視の思考を海上重視に切り替え、海上の軍事力強化を進める方針を強調。偵察力を強め、指揮系統の精度向上を図っていくとした。宇宙空間での軍拡も進める考えを示した。
シンガポールで今月末に開催されるアジア安全保障会議には、孫建国副総参謀長が出席すると発表した。(共同/SANKEI EXPRESS)