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【まぜこぜエクスプレス】Vol.56 「音を見る」広がるイメージ ブラインドサッカー日本代表 加藤健人さん (1/4ページ)

2015.7.22 14:30

サッカーコートで目立つよう明るい茶色に髪の毛を染めたというカトケン(加藤健一)さん(左)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる=2015年7月9日(tobojiさん撮影、撮影協力:Turandot臥龍居)

サッカーコートで目立つよう明るい茶色に髪の毛を染めたというカトケン(加藤健一)さん(左)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる=2015年7月9日(tobojiさん撮影、撮影協力:Turandot臥龍居)【拡大】

 日本でも最近、注目度が高まりつつあるブラインドサッカー。アイマスクを着用し視覚を遮断した状態で、転がると音の鳴るボールを使ってプレーするサッカー競技だ。フットサルのルールをベースにしており、パラリンピックの公式種目にもなっている。ブラインドサッカー日本代表選手のカトケンさんこと加藤健人さんに話を聞いた。

 ひきこもりからの復活

 Jリーグに憧れるサッカー少年だったというカトケンさんが、視力の低下に気づいたのは18歳、高校3年生のとき。徐々に視力が低下していくレーベル病という遺伝性視神経症が原因だった。彼は「その頃の記憶がほとんどない」という。「学校も休みがちになり、しばらくひきこもっていました。まわりも急に障がい者になってしまった僕にどう接していいのかわからなくて、困っていたんじゃないかと思います」

 将来どうしたらいいのかもわからず途方にくれていた彼の人生を変えたのが、両親がネットで見つけてきたブラインドサッカーとの出合いだった。「最初は音だけでボールがどこにあるのかを探すのが難しくて、見えていたらもっとできるのに…という葛藤があった」というカトケンさんだが、今や日本を代表するブラインドサッカー選手に。

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