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跳ねた青森の夏 幅允孝 (1/5ページ)

2015.8.9 11:20

いよいよ祭がはじまる。熱気が四方八方から伝わる=2015年8月4日(幅允孝さん撮影)

いよいよ祭がはじまる。熱気が四方八方から伝わる=2015年8月4日(幅允孝さん撮影)【拡大】

  • 内側と外側、その両方からねぶたの全体を露にする。「ねぶた祭“ねぶたバカ”たちの祭典」(河合清子著/角川oneテーマ21、802円、提供写真)
  • 全国各地の年中行事から日本人の生活の来歴を記した名著。「年中行事覚書」(柳田國男著/講談社学術文庫、972円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 【本の話をしよう】

 「とにかくアキレス腱だけは気をつけてください」。祭が開始する直前、みちのく銀行の菊池さんが念押ししたのはそれだけだった。彼はこう続ける。「あとは思うがままに楽しんで!」。これから書くのは、僕が初めて体験した青森ねぶた祭で受けた驚きと感銘の手記である。

 誰でも参加できるねぶた祭

 8月3日から青森県を訪れた僕は、その夜に「弘前ねぷたまつり」を見学した。青森ねぶたが戦の祝勝祭なのに対して、弘前のねぷたは戦へ向かう出陣の儀式を祭にしたものなのだそう。荘厳で、緊張感を孕(はら)み、山車の列も粛々と街を練り歩く。ちなみに弘前の祭りは「ねぶた」ではなく「ねぷた」。なんだかかわいらしい響きではないか。一言で「ねぶた」といっても最も有名な青森ねぶただけでなく、弘前ねぷた、近年人気の「五所川原立佞武多(たちねぶた)」など、多種多様な地域の祭があるらしい。恥ずかしいことに、そんなことすら知らずに僕はのこのこと青森までやってきていたのだ。

ハネト(跳人)と呼ばれる踊り手の衣装を身につけていれば

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