ファッションモデル、松岡モナさん。[衣裳協力]23区:シャツ2万520円、パンツ2万520円(いずれも税込み価格)=2015年7月8日(大石一男さん撮影)【拡大】
最初の仕事は小学生向けのファッション誌『ニコ☆プチ』(新潮社)。「ほかにも『なかよし』(講談社)などにも出させていただいたんですが、クラスメートのみんなが『モナちゃん、すごーい』って(笑)。みんな雑誌を買ってくれました。でも、身長が高くて、男子には全然モテなかったですね(笑)」
12歳のときには『装苑』(文化出版局)にも取り上げられ、一躍、脚光を浴びるようになった。同年には東京コレクションでファッションショーデビュー。「雑誌と違って生ですから、心臓がバクバクするほど緊張しました」。そして、13歳のときにプラダのショーに出演したのをきっかけに、世界を意識するようになる。「短いショーでもお金のかけ方とか、演出とか、全然違うんです。やるなら頂点を目指そうと」
15歳でミラノコレクション、16歳でパリコレクションと、着実にステップを踏み、昨シーズンの秋冬コレクションでは、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリで44ブランドのショーに出演。一躍、世界のトップモデルの仲間入りを果たした。