のんびりとした後継に心がほぐれる=2015年10月4日、神奈川県鎌倉市【拡大】
日没が日に日に早くなる。しかも、今年は台風の発生頻度が高いせいか、鎌倉も例年の秋以上に雨の日が多かった。
もの悲しい空を眺めながら、ああ、今年ももう残りわずかだなあ…などと思っていたら、10月最初の週末である3日、4日の土日は、一転して秋晴れとなった。最高気温も27度前後に上がり、海辺は秋というよりむしろ夏が戻ってきたようだ。
滑川をはさむ由比ガ浜と材木座の海岸では、海の家の撤去作業も終わり、再び広々とした砂浜が戻っている。その砂浜に夏の日差し付きの秋晴れ。これは何と言うか、特別の贈り物のようなお天気ですね。
広い砂浜にビーチパラソルはぽつんと一つだけ。その向こうの海の方が、波を待つサーファーたちの姿で、むしろ人口密度が高い。うねりがあまり大きくないこともあって、ひねもすのたりのたり…(あれは春の海だったか、まあ、とにかく)、のんびりとした後継に心がほぐれる=写真。