世界選手権代表に選ばれた(左から)ペアのフランシス・ブドローオデ、須藤澄玲(すとう・すみれ)組、宇野昌磨(しょうま)、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)、宮原知子(さとこ)、浅田真央(まお)、本郷理華=2015年12月28日午前、北海道札幌市南区(共同)【拡大】
フィギュアスケートの世界選手権(来年3~4月・米ボストン)に臨む日本代表が28日、札幌市内で記者会見した。全日本選手権を4連覇した男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、ANA)は「優勝したい。(そのためにも)4回転ジャンプの種類をもっと増やすべきだと思っている。3月までに練習していければ」と話し、2季ぶりの王座奪回と、自身3種類目の4回転となるループ挑戦に意欲を見せた。
女子では前回2位で全日本2連覇を果たした宮原知子(さとこ、大阪・関大高)が「全日本で得た自信を(世界選手権へ)つなげていきたい。ショートプログラムで70点台を出したい」と目標を掲げた。2季ぶりの出場で過去3度優勝の浅田真央(まお、中京大)は「『自分に勝つ』ということをテーマにしていきたい」。2大会連続代表の本郷理華(邦和スポーツランド)は「昨年より成長した姿を見せたい」と決意を語った。