「サラリーマンの悲哀」あるある満載 中小機構の動画「社畜ミュージアム」が話題 (1/2ページ)

  • 動画「社畜ミュージアム」(提供)
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 背筋が凍るほど恐ろしい美術館の動画が話題となっている。その名も「社畜ミュージアム」。社畜とは、『会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語』(goo国語辞書より)とある。深夜にクライアントからの電話が鳴りやまず絶叫する社員や、上司から「進捗(しんちょく)どう?」と毎日詰められ爆発寸前の社員など、「思わず共感してしまう“社畜あるある”のアート作品に戦慄する人が続出している。とにかく、その動画を見てもらいたい。

「進捗モンスター」「居残り部長」

 「社畜ミュージアム」のタイトルとともに、架空の美術館を巡る映像がモーツァルトのレクイエム「怒りの日」とともに流れ始める。いわゆる「社畜」をテーマに劣悪な労働環境を彫像や絵画など展示作品になぞらえて紹介している。

 映し出されたブロンズ像には「終わらない仕事に絶望し、ウオータースライダー状に石化してしまった社畜社員=お手上げスライダー」というテロップが添えられている。

 このほか、暇そうな上司から「進捗どう?」と毎日詰められ、爆発寸前の「進捗モンスター」。また、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」をモチーフに、少ない睡眠時間を競い合う「寝てない自慢大会」。レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐(ばんさん)」を模した作品は、上司が深夜まで帰宅しないため会社から脱出できない部下たちを表現した「居残り部長」。そして、連休が終わり、現実を受け入れられないまま、玄関で絶望するサラリーマンを表した「月曜、襲来」。

もはや涙無くしては見られない