タイで格安航空会社(LCC)の進出が相次いでいる。来月にインドネシア大手ライオン・エアがバンコク-ジャカルタ便を就航させるのに続き、来年はベトナムのベトジェット航空も進出する方針で、今後は地場最大手タイ・エアアジアや2位ノックエアも加えた国内外各社が入り乱れての激しい競争が繰り広げられそうだ。現地英字紙ネーションが報じた。
タイの首都バンコクには現在までにインドネシアのマンダラ航空、シンガポールのタイガーエアウェイズ、フィリピンのセブ・パシフィック航空などのLCC各社が乗り入れている。専門家は「来年はバンコクを舞台に新たな低価格競争が幕を開ける」と述べ、熾烈(しれつ)な競争が繰り広げられるとの見解を示した。
米航空機メーカーのボーイングによると、東南アジア航空市場でLCCが占める割合は2012年の22%から32年には42%まで拡大する見通し。タイ空港公社も同国の航空機利用者のうち、LCCを選ぶ利用者の割合が10年の25.3%から今年1~8月は31%にまで増えたとし、今後この割合はさらに高まると予想している。